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【NEWS】三陽商会、バーバリー終了後

NEWS(fashionsnap.com 8/13 より)

三陽商会が8月13日、「バーバリー」を冠するブランドのライセンス契約を終了してから初となる単月の商況を発表した。基幹7事業では前年実績を上回ったものの、新規事業への切り替え時期に伴い全事業での売り上げは前年を割った。7月の三陽商会はプロパー商材の強化を図り、中でも「マッキントッシュ フィロソフィー」がメンズ・ウィメンズ共に非セール品の売れ行きが良かったという。セレクトショップ事業の「ラブレス」と「ギルドプライム」も前年対比2桁増で好調を維持し、同社基幹7事業の単月店頭販売額(前売)は前年同月から8%上昇した。一方で「バーバリー」を冠するブランドのライセンス契約終了を受け、これまで「バーバリー ロンドン」を展開していた売場では「マッキントッシュ ロンドン」、「バーバリー・ブラックレーベル」や「バーバリー・ブルーレーベル」の店舗ではそれぞれ「ブラックレーベル・クレストブリッジ」や「ブルーレーベル・クレストブリッジ」に7月から順次事業を移行しており、全事業の単月店頭販売額(前売)は前年実績を4%下回っている。

Takeoffer moda 販売代行エージェントのコメント

業界が注目するブランド撤退後の売上ですが、基幹事業が前年を上回ったことで想定していたよりもポイントを落とさなかったことは、日本のマーケットの消費自体が前年に比較して向上していることに助けられていると言えるのではないでしょうか。最近では目に見えるようにインバウンド消費がどの地区でも増えてきており、ラブレスなど苦戦傾向に見えたセレクト分野でもインバウンド客で店内は満員という状況を目にしました。今後、バーバリーが出店していた場所は所謂"一等地"のため、新進インポートブランドやラグジュアリーブランドなども狙ってくることが予想されています。同時に人材の確保が困難になってきているため、新規の出店をこれまで直営しか行わなかったブランドが代行で出店を検討するケースが増えてきています。特に弊社にもこの1年間で急激にお問合せを頂いており、大きく分けて新規出店と既存代行の管理不足による代行切替の依頼が多くなっています。安定した人材確保の困難さは人材業を本業にしている企業すら感じるレベルとなってきており、明確な強みを運営会社が持てなければ本業と言えども優位性を持てないのが現状のようです。株式会社Takeofferでは明確な優位性を武器に地方エリアでの優秀な基盤人材の確保、母集団形成によりラグジュアリーブランドを中心としたアウトレットや百貨店などにおける販売代行サービス、で確実にお客様に貢献出来るノウハウを保持しております。優秀な人材の確保、パフォーマンスに優れた販売代行会社をお探しの際は是非一度ご相談下さい。 

● Auther
Takeoffer 販売代行エージェント

Takeoffer 販売代行エージェント

ラグジュアリーブランドの人事として人事業務全般、主にリクルーティング責任者として従事。 その後独立しファッション業界専門の販売代行、有料職業紹介事業を中心に提供。

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