MODA PRESS
【NEWS】「マーク BY マーク ジェイコブス」廃止へ
2015年03月25日
NEWS(fashionsnap.com 3/24 より)
「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」が「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」に統合されることが公式サイトで発表された。統合の時期や現店舗の今後については未定。
「マーク BY マーク ジェイコブス」は、2001年春夏コレクションからスタート。
「マーク ジェイコブス」の価格帯よりも低く設定されており、カジュアルでポップなデザインが特徴で、より若い層をターゲットにしている。
ブランド統合は先週から業界内で噂されており、デザイナーのマーク・ジェイコブス氏はその話に触れ、噂を肯定した。
同氏は「私は素晴らしいファッションを作りたい、そしてどんな人にもその素晴らしいファッションが届く方法を考えたいと思ってきました。
今回の統合の目的はロバート(ジェイコブス氏の創業時からのビジネスパートナー)と私がマーク BY マーク ジェイコブスを始めた時となんら変わりはありません」とインタビューに答えており、
ブランドを統合することついて、2つの異なったコレクションで2つの異なったメッセージを見せるよりも、一つのブランド名の下で表現をしていくことが最善との考えに至ったと説明している。
統合の背景にはマーク・ジェイコブス氏が1997年からデザイナーを務めてきた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」を2013年に退き、自身のブランドに注力できる環境になったことが大きな転機として挙げられ、統合後はコレクションや広告を「マーク ジェイコブス」1ブランドに 集約し、ブランドの世界観の統一を目指すという。
Takeoffer moda 販売代行エージェントのコメント
前回取り上げたバーバリーの直営店化もそうですが、いよいよ欧米のブランドは裾野を広げることでは無く、本質を理解してもらうという元来の目的を実行できる環境が整ってきたということではないでしょうか。
売上高を本物を知る人のみで獲得できる(解決出来る)、そのようなフェーズにブランド業界は入ってきました。
販売代行や人材紹介にも本物の商品が増えてくることで求められるスキルの高さがあると考えます。
ピュアラグジュアリーの経験を持っているスタッフの希少性はより増し、そして教育研修にも改めてフォーカスされる時代がようやく来たようです。Takeofferはピュアラグジュアリーに強い人材総合コンサルティング企業です。
ラグジュアリーブランドの人材、販売代行をお探しの際は是非一度ご相談下さい。