ケーススタディ

Case1:販売代行会社の切り替えをしたい(フランスのラグジュアリーブランド)。

クライアントデータ

世界屈指のラグジュアリーブランドグループに属するフランスの名門ファッションブランド。

世界屈指のラグジュアリーブランドグループに属するフランスの名門ファッションブランド。

ご要望

アウトレットモールで販売代行会社に依頼しているが、売上低迷

地方のアウトレットモールに期間限定店として出店して2年が経過したが、固定店舗とするには売上が足りていない状況。スタッフの入れ替わりが早いことから、店舗自体のトラフィックやMDの問題だけではなく、代行会社のスタッフの接客力と会社の管理力にも問題がある可能性が高い。店舗運営は販売代行会社1社に固定依頼していたが、これを機に他の代行会社のパフォーマンスを比較し、売上低迷と改善を図っていきたいと考えている。

Takeofferからの問題提起&改善提案

就業環境と研修に問題ありと判断

店舗調査の結果、スタッフの入れ替わりが早いことは、主に就業環境が原因であると分かりました。具体的には、社会保険の未加入や給与遅配などがあり、接客業務に集中できていない問題が発生していました。また、販売代行会社による研修が場当たり的なものしかなく、「何となくブランドが好きなスタッフがやっている」という状況で、買いたいお客様にただ販売するという業務的な接客が目立ちました。

ブランドフィロソフィー理解を重視した体制へ

弊社では既存のスタッフ全て及び新規募集スタッフに対して個別に会社説明を行い、ビジョンの共有、条件、これからのキャリアを全て明確にし、自分の意志で選考に進む方を対象に選抜を行い、チームビルディングを行いました。なんとなく販売を行う集団から、ブランドフィロソフィーを理解し、クライアントに対する貢献をビジネスパーソンとして理解する集団へと切替させて頂きました。

実績

半年でスタッフ入れ替わりなし、前年比売上約170%・予算比約146%を達成

スタッフが1名も変わることなく、ブランドフィロソフィーを理解し、一期一会ではなく地域のお客様を大切に顧客形成を行い続けていった結果、半年経過時点で前年比売上約170%、予算比約146%で推移しており、売上を立て直したことにより契約期間も無事に延長となっています。顧客が積み重なることにより、自らの実績と対することになる2年目も成長を続けていくことが可能となります。

Case2:新規出店地での販売代行を依頼したい(ドイツのラグジュアリーブランド)。

クライアントデータ

ワールドカップでも有名となったドイツの紳士服中心のラグジュアリーファッションブランド。

ワールドカップでも有名となったドイツの紳士服中心のラグジュアリーファッションブランド。

ご要望

以前に撤退したアウトレットモールへの出店調査を依頼したい

過去に出店していて撤退することになった地方アウトレットモールへの再出店を検討している。現状がわからないので出店場所や顧客動向、モール全体の商況、またコンペティター(競合)の状況やスタッフのパフォーマンスなどを調査して欲しい。

Takeofferからの問題提起&改善提案

現地調査と事例から店舗位置を提案

現地調査の結果、アウトレットモールでも出店場所によってかなりトラフィックに差があることが判明。ラグジュアリーブランドという特異性を鑑み、いくつかの候補地の中から周辺店舗のデータを収集し、他エリアでの成功例と重ね合わせて適切な店舗位置を提案しました。

スタッフスキルを生かしたMD組みを提案

該当地域のスタッフは紳士服販売に関してのスキルが非常に弱かったために、重衣料の割合を増やしたMD組みを提案し、ス・ミズーラ研修を強みとする弊社スタッフの特徴が更に発揮出来るような環境を作りました。

実績

ス・ミズーラ対応で顧客獲得に成功、予算比約126%で推移

予想通り紳士服を探しているお客様が多く来店しました。また、主にサイジングを要因として他店でスーツを購入出来ないお客様が多く、ス・ミズーラ対応が業績に貢献しました。結果として、予算に対して平均約126%で推移することに成功し、自店での紳士服の消化割合が全国的に高くなりました。
強みを明確にし、エリアに合わせた出店を提案することも時には重要です。

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