MODA PRESS
【TKO通信】～人にしか出来ないこととは～
2017年08月21日
販売代行を検討中のクライアント企業様、そして現在販売代行にてご出店中で人材に関してご不安をお抱えのクライアント企業様へ。
販売代行企業の選び方は売上と同時にブランドや企業が地元に根付くかどうかを左右するため非常に重要です。
これまでの販売代行によくあるお問合せ①に続きまして、お客様より大変ご好評でした第二弾販売代行によくあるお問合せ②。そして第三弾販売代行によくあるお問合せ③、第四弾の販売代行によくあるお問合せ④、最新の第五弾である販売代行によくあるお問合わせ⑤として最近多いお問合せ（ご相談）をご紹介致しました。今回はお陰様で大変好評でした前回【TKO通信】～チャンスかピンチか～に続きまして、本社採用スタッフからの人事レポートをダイレクトにお客様に【TKO通信】としてご紹介させて頂きます。Takeofferではお客様の具体的なお悩みにお答えし、その期待に応え、更には付加価値を創造する提案が出来るよう努めてまいります。
これまでの「経営・法令順守偏」に続きました 「販売ノウハウ偏」、「代行における従業員のキャリアパス偏」、「契約条件偏」、「研修制度編」、「インバウンド特別篇」と併せて是非販売代行会社の選択にご参考下さいませ。
‐人にしか出来ないことは何かを日々考えているか‐
先日、出張で沖縄を訪問しました。日々アウトレットモールや百貨店で販売代行や派遣の人材サービスを提供するTakeofferですが、販売という括りに拘らず優秀な人材を育成輩出することが目的ですので、久しぶりに他業界の接客の現状をチェックしに行きました。やってきたのはその名前を知らぬものは居ない某有名外資系ホテルです。宿泊では無かったので、レストランとSPAをチェックしに行きましたが、そこで待っていたのは驚愕の実態でした。手待ち時間と言われる待機姿勢時にヘラヘラと談笑するフロントスタッフ。誰もお出迎えしていない状況で3名が暇そうにしています。そんな時間はバックに入り行わなければならない事務作業や付帯業務は無いのでしょうか。そして最も問題なのは全くおもてなしの笑顔がありません。嫌な予感はしていましたが、受付のためにフロントに行きビジター（外来客）である旨を使えると「外来はこの価格（宿泊客の2倍）なんですけど良いですか？」とぶっきらぼうに言われました。その後の対応も散々で、挙句の果てには最初に支払った会計を帰りに違うスタッフに「まだお会計はお済みで無いですよね？」と言われる始末でホテルを後にしました。
‐人材難から来る安易な採用と教育の欠如‐
ではどうしてこのような高級ホテルにも関わらず酷いサービスレベルのスタッフがいるのでしょうか。これは労働力減少問題から来る人材の低レベル化に他なりません。沖縄では特にこの数年でホテルや商業施設の建設ラッシュが起き、その開業に伴い一般のエリア平均を遥かに超える高時給で採用活動を続けた結果、その給与に見合わない人材を採用してしまいました。そしてそのような人材は開業特需のための高時給期間が終了すると共にモチベーションを失い、現場を後にしていきます。その結果、急遽リプレイスが必要となった空席には本来求められるスキルとマインドを持つスタッフでは無く、その場しのぎの頭数だけを合わせる採用が行われてしまうのです。常に少数運営を強いられる現場マネージャーは疲弊しており人を採用することが手一杯で、教育するまで時間とパワーが回らない現状が今あるのです。
ー考えることを直ぐに習慣化させるためにはー
このような事態を避けるためには「考えることを文化にする」ことが重要です。少子高齢化社会を避けることは出来ません。そうであれば教育していくしか道は無いのです。入社したスタッフが指示を待っている文化では、多忙を極めているマネージャーの時間が空いた時にしかOJTでの研修を行うことが出来ません。そのような事態になってからではズレた意識を元に戻すことは容易では無いのです。そうならないようにこの問題は採用・入社の段階から計画的に行っていくことで解決することが可能です。採用面接時には会社の現状だけでは無く、世界（世の中で今起きていること）の現状と課題の中心に自らがいることをしっかりと共有すること。そして入社時にはそれをクリアになっていることが前提で会社の一員となることを求めることが重要です。その上で日頃の業務の中で常に「あなたならどうする？」という意見を聞いていくことが自ら考えて行動することの基礎と繋がります。つまりは会社経営において、「人事」と「現場」は話せない関係にある肝だと考えることがポイントですが、多くの経営者はこれを別物と考えているようです。
Takeofferでは現場スタッフの育成取組を強化し外部のコンサルティングを創業時より入れ教育を行っています。人の成長がなければ企業の成長がないのと同じ考えをもとに販売代行でも販売現場スタッフの成長がなければ売上も上がらないと考えております。企業を成長させるのは「良い人材」です。しかし「良い人材」の定義は企業によって異なりますので、その定義を共有し現場を巻き込み、育成を一丸となって行う体制を作ることを目指します。「何故売上を作る必要があるのか」こんな基本的な考え方から徹底的に考えさせ、常に「自分で未来を見据え、自ら選択肢を取っていく」ことの出来る集団となることがお客様の未来の絶対的勝利に貢献します。
人が採用出来ない定着しない直営店舗のブランド様、そして販売代行を既に利用のブランド企業様で代行会社やその人材に不安な要素がある企業様は是非一度ご相談ください。
ーお知らせー
今まで北海道、沖縄エリアに特化していた弊社ですが
10月以降に四国、中国地方、北陸地方、名古屋地区、東京都内での販売代行運営が可能になりました。
株式会社Takeofferはアパレルコンサルティング以外にも公認会計士・税理士等財務のスペシャリストがおりますので運営にあたる経費を根拠のある数字でご提案しております。
今回の【TKO通信】は本社の採用の現場からお伝え致しました。このようにクライアント企業様には安心してご依頼頂くことが出来る、そして従業員の皆様には安心して就業出来る環境をTakeofferは用意しております。これからも少しずつお客様から頂戴しておりますお問合せや現地からの情報をご紹介させて頂きます。これからの少子高齢化に伴う主要人材確保が困難になる時代の中で確かに貢献すべくTakeofferは常に進んでまいります。
アウトレットモールや百貨店への販売代行でご出店をご検討もしくは出店中でお悩みをお抱えのクライアント様は是非お問合せ下さいませ。
● Auther
