MODA PRESS

【TKO通信】~売上を急に上げる魔法!?~

販売代行を検討中のクライアント企業様、そして現在販売代行にてご出店中で人材に関してご不安をお抱えのクライアント企業様へ。

販売代行企業の選び方は売上と同時にブランドや企業が地元に根付くかどうかを左右するため非常に重要です。

お陰様で毎回大変な好評を頂戴しておりますTKO通信ですが、前回【TKO通信】~アパレル業界も注目の4月の法改正~ではクライアント人事担当様から「有給の付与」について多くの質問を頂きました。弊社では専任の人事コンサルタントもご紹介出来ますので、弊社は販売代行企業では無く、人材総合コンサルティング企業としてクライアント企業様の人材問題を総合的にサポートしてまいります。今回は昨年5月にも取り上げた「代行会社(人材コンサルティング会社)の本来の役割とは」をテーマとして取り上げ【TKO通信】としてご紹介させて頂きます。Takeofferではお客様の具体的なお悩みにお答えし、その期待に応え、更には付加価値を創造する提案が出来るよう努めてまいります。

これまでの「経営・法令順守偏」に続きました 「販売ノウハウ偏」「代行における従業員のキャリアパス偏」「契約条件偏」、「研修制度編」、「インバウンド特別篇」TKO通信バックナンバーと併せて是非販売代行会社の選択にご参考下さいませ。

売上を急に上げる魔法は存在するのか?

弊社に駆け込んでくるクライアントの皆様のお悩みは「OPENが決まっているのに人の確保が出来ない」、「販売スタッフ(代行会社)のレベルが低いので売上を上げて欲しい」、ほぼこの2つしかありません。人の確保に関してはそもそも人事が軽視されており、人事施策(教育計画や人事評価等の制度)が無かったり、会社としてビジョンを明確に持っていなかったりと問題は明確にし、対応策を講じることが出来ます。しかし、「売上を上げて欲しい」というニーズはその前提を間違えると代行会社のミッションそのものを間違えて捉えられてしまう可能性を含みますので、今回は改めてその認識を整えていければと思います。

1904_TKO通信01.png

弊社の役割は対象店のポテンシャルを証明することです

前回同様に結論からお伝えしますが「売上を一瞬で上げる魔法は存在しません」。しかし売上が芳しくない店舗には必ず理由が存在します。「負けに不思議の負けは無し」という名言があるように、売れている原因は分析しきれないこともありますが、売れていないことの原因は直ぐに分かります。弊社のミッションはその対象店舗が「売上が上がるかどうか」、「その出店場所において存在する意義があるのかどうか」をジャッジしていくことにあります。売上とは「トラフィック:館やモールの集客能力」、「ブランド力:クライアントブランドがその地域の求める商品を適切な量を質と共に供給しているか」、そして我々の担う「販売力:商品価値を空間と共にお客様に確かにご紹介出来ているか」の三位が一体となって最大の結果に辿り着くものです。そこで我々は全体の3分の1に過ぎないわけですから33%を館・ブランド・弊社が三位一体で最大限努力をした先に1%のボーナスが加算され100%になるのだと考えています。我々が任される現場においては、日々全力でお客様のことを考え、商品を提案し、売上を上げる努力をすることがミッションです。その努力を積み重ねても売上が上がらず店舗がCLOSEすることはあります。しかしそれはクライアントや館にとって、現場は最善の努力をしていたと評価されれば原因は異なる場所にあることが立証出来るわけですから、お客様(館・クライアント)にとっては、その原因をいち早く察知出来たことで改善に動けたり、もしくはそれ以上の赤字を避けるために撤退の経営判断をしたり、素晴らしい結果なのだと考えております。時々、丸投げして結果だけコミットして欲しいというクライアントブランドがありますが、その存在を認めるのであれば完全成果主義という括りになりますので以前お伝えした【TKO通信】~代行料金の正価を知る~に記載がある通り、相当な料率でも無い限りは他業界から見ても、その妥当性を社会通念上において立証することは不可能でしょう。弊社の役割は対象店のポテンシャルを証明することだと言うことがお分かり頂けると思います。

1904_TKO通信02.jpg

ミッションの効果測定は2年で1セットです

ではどれくらいの期間でそのポテンシャルを測定すれば良いかと言うと、それは概ね2年とお答えしております。その理由は社会情勢的に大きな変動(リーマンショックのような経済事情に大きな影響を与える出来事)が無ければ、店舗で正しく日々顧客形成を行っていることは家を建てる時の基礎作りと同じですので、時間が経てば経つほどにしっかりと大きな家を建てるための安定した基礎となっていきます。つまり顧客形成を継続していけば1年目より2年目の売上が落ちることは考えにくいのです。この顧客形成をTakeofferでは「明日呼べるお客様は何人いますか?」というプロジェクトとして今も進めています。販売員という仕事の最大の目標は当然その名の通り「売ること」でしょう。そして今やっている仕事が"誰でも(やろうとしたら大抵の人は)出来る(大変かもしれない)仕事"かどうかの分かれ道は、「他の人では(出来)無い」「AI(ロボット)では(出来)無い」要素がそこにあるかということになります。ではその要素は販売においては何を指すのでしょうか。それこそがTakeofferの最大の強みとしている「顧客形成力の有無」になります。これこそ接客(人を相手にする仕事)を生業とする人材において、最も重要な要素のひとつでは無いでしょうか。「明日呼べるお客様」はどうすれば作れるのか、そこにこれからの時代を生き抜き、全ての成功への繋がるものが全て隠されていると考え日々従業員に問いかけています。Takeofferではひとりひとりが「明日呼べるお客様」が何名いるか、そしてどうすればそのお客様を作れるのか、そして何故それが成功へと繋がるのか、やる必要があるのかを考えさせています。「明日呼べるお客様」のお名前、連絡先、趣味嗜好、生活リズム、仕事内容はメモを見なくても直ぐに言えて普通でしょう。それは単価1,000円のTシャツでも20万円のスーツでも、百貨店でもアウトレットでも同じです。この積み重ねの結果は2年目からしっかりと現れるでしょう。永続的なパートナーシップを組める優良クライアントの皆様は常にこの考えに賛同して頂いています。例え2年を終了した時点で売上が驚くほど上がってはいなくとも、ご満足して頂ける理由がここにあります。

1904_TKO通信03.jpg

ーお知らせ(現在の予約状況:北海道・広島・沖縄地区を拡大しています!!)ー

今まで北海道、沖縄エリアに特化していた弊社ですが四国、中国地方、北陸地方、名古屋地区、東京都内での販売代行運営を開始、今後は全国どこでもTakeofferクオリティでの運営が可能になりました。
またお陰様で現在大変多くのクライアント様よりご依頼を頂いております。しかしながら弊社では双方にとってリスクの多いことから、無理受けすることを致しておりませんが、現在、広島地区(THE OUTLETS HIROSHIMA)で店舗が増え、また沖縄地区にて6月後半にOPENを予定している県内最大商業施設である(サンエー浦添西海岸PARCO CITY)での店舗運営が決定、北海道地区では常駐の派遣担当がおり、スケールメリット確保による運営の受注が出来るケースが増えますので一度お気軽に担当までご相談下されば幸いです。

株式会社Takeofferはアパレルコンサルティング以外にも公認会計士・税理士等財務のスペシャリストがおりますので運営条件を根拠のある数字で明解にご提案しております。

今回の【TKO通信】は新シーズンということで改めて代行会社の役割というテーマでお伝え致しました。このようにクライアント企業様には安心してご依頼頂くことが出来る、そして従業員の皆様には安心して就業出来る環境をTakeofferは用意しております。これからも少しずつお客様から頂戴しておりますお問合せや現地からの情報をご紹介させて頂きます。これからの少子高齢化に伴う主要人材確保が困難になる時代の中で確かに貢献すべくTakeofferは常に進んでまいります。

アウトレットモールや百貨店への販売代行でご出店をご検討もしくは出店中でお悩みをお抱えのクライアント様は是非お気軽にご相談下さいませ。

● Auther
Takeoffer 販売代行エージェント

Takeoffer 販売代行エージェント

ラグジュアリーブランドの人事として人事業務全般、主にリクルーティング責任者として従事。 その後独立しファッション業界専門の販売代行、有料職業紹介事業を中心に提供。

TKO通信の記事一覧

関連するページ