MODA PRESS
【TKO通信】～現場で問われる販売員の存在意義～
2016年12月15日
販売代行を検討中のクライアント企業様、そして現在販売代行にてご出店中で人材に関してご不安をお抱えのクライアント企業様へ。
販売代行企業の選び方は売上と同時にブランドや企業が地元に根付くかどうかを左右するため非常に重要です。
お客様より大変好評な販売代行によくあるお問合せシリーズ【第⑤まで好評掲載中】として最近多いお問合せ（ご相談）をご紹介致しました。今回も新シリーズとして歩み始めた前回【TKO通信】～代行から代行へ～に引き続き、現地および本社営業スタッフが現地で見たレポートをダイレクトにお客様に【TKO通信】としてご紹介させて頂きます。Takeofferではお客様の具体的なお悩みにお答えし、その期待に応え、更には付加価値を創造する提案が出来るよう努めてまいります。
これまでの「経営・法令順守偏」に続きました 「販売ノウハウ偏」、「代行における従業員のキャリアパス偏」、「契約条件偏」、「研修制度編」、「インバウンド特別篇」と併せて是非販売代行会社の選択にご参考下さいませ。
-アウトレットの接客レベルはやはりこんな感じ-
この度、佐野プレミアム・アウトレット視察に行き、お店で感じた事がありました。以前のTKO通信でも接客の内容を取り上げましたが、今回は接客を受けたところ「接客が雑、そして違和感」ということをとても強く感じました。
※佐野プレミアムアウトレット、ICを降りて直ぐの好立地です
今回接客を受けた中で販売員が発していたアプローチをランキング形式で発表致します。
1位： どうぞご覧くださいませ。
2位： よかったらサイズ出しますので、探しますので。
3位： どうぞお手にとってご覧ください、どうぞ広げてご覧ください。
4位： ご試着できますよ。
5位： それ、可愛いですよね。
TKOでは意味なしフレーズと呼んでいますが、異常に多いのが現状です。なんと一方的な接客でしょうか・・・特に2位の「よかったらサイズ出しますので、探しますので」一番言われると嫌なフレーズで商品を触った瞬間に言われる事が多く、気になる物でも買う気がうせてしまうのは私だけではないと思っています。しかも、"よかったら"って何でしょうか。
※真心こめて、頭使って
-販売員は日々何を考えているのか？-
売上以外に特に考えていないと感じます。
配属されたブランドの物を売るそれ以外は特に考えておらず、接客をないがしろにし啓発する意識も低い現状と会社任せで、学び取る力は低いのも現状だと思います。アパレル不況と言われていますが、売れていないのではなく買ってもらえていないだけでお客様に一方的に売り続けた結果で、「よかったらサイズ出しますので」を続けた結果、本当は買いたいのに店頭で買いたくない状況がそこにあると感じています。こんな接客にお客様はうんざりしているのです。
※笑顔でお客様の立場になって
-教育の重要性-
アパレル業界は「いらっしゃいませ～ありがとうございました」はとても得意でいらっしゃいませ～ありがとうございましたの間が不得意な業界でもあります。接客で一番重要なヒヤリング部分が弱い事が多いです。一方的にご試着できます型接客では買って頂いても満足はされない接客でリピートもされず、お店の看板すら汚してしまう恐れがあると思います。
弊社ではお客様の声を聴くパーソナルな接客を採用しております。代行会社は人の要素が強いですが、販売員としてではなく、ビジネスパーソンとしての教育に力を入れているところがクライアント様に評価され今日に至ります。
アプローチランキング1位～5位が多く目立つ店舗運営を行っている会社様は是非ご相談下さい。弊社にて抜き打ちでのチェックも行います。
今回も【TKO通信】を現場からお伝え致しました。このようにクライアント企業様には安心してご依頼頂くことが出来る、そして従業員の皆様には安心して就業出来る環境をTakeofferは用意しております。これからも少しずつお客様から頂戴しておりますお問合せや現地からの生きた情報をご紹介させて頂きます。これからの少子高齢化に伴う主要人材確保が困難になる時代の中で確かに貢献すべくTakeofferは常に進んでまいります。
アウトレットモールや百貨店への販売代行でご出店をご検討もしくは出店中でお悩みをお抱えのクライアント様は是非お問合せ下さいませ。
● Auther
