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【NEWS】ジーユー/セルフレジ176店舗に導入

NEWS(流通NEWS 4/6より)

ジーユーは4月6日、商品についた電子タグ(RFID)を読み取り、早く精算できるセルフレジの本格導入を開始すると発表した。

8月末までに、全国の約半数にあたる176店舗に設置する。これまで試験的にセルフレジを導入し、検証を進め、セルフレジを使った精算では、お客1人の精算所要時間が、有人レジと比較して、最大で約3分の1に短縮できるという結果が出ている。加えて、混雑時のレジ通過人数が約1割アップし、レジ混雑が緩和されていることもわかっているという。多くのお客から「ジーユーのセルフレジは、一瞬で商品点数と会計金額が表示され、画期的で面白い」という声を得ている。精算方法は、商品からハンガーを取り外し、セルフレジ下のボックスに入れ、ボックスの蓋を閉め、「次へ」のボタンを押す。「アプリ会員」に入会しているかの有無を選択し、商品点数、精算金額が表示され、支払い方法(現金またはクレジットカード※)を選択し、精算ボタンを押すと、おつりがある場合は、おつりが出て、商品を袋に入れて完了する仕組み。なお、VISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners以外のクレジットカード、クレジットカードで税込価格3万円以上を購入の場合は、有人レジのみの利用となる。同社では、8月までに国内全店にRFIDを導入し、在庫管理や荷受など、店舗の業務効率を向上させる。RFIDを試験導入した店舗では、在庫管理の精度がアップすることで、売場での欠品が極少化し、在庫確認でお客を待たせる時間が短縮されているという。業務効率化によって生まれた時間を接客などに充て、より楽しく便利に買い物ができるよう、サービス向上を目指す。

Takeoffer moda 販売代行エージェントのコメント

2015年に横浜ビブレを始め4店で実験をしていましたが2年間の実験およびデータ分析を得て今年から本格的に店舗の無人レジ化を進めることになりました。最初はレジを説明するために周囲にスタッフを配置するでしょうが、最終的には無人店舗までいくのではないでしょうか。経営者側としてはこの労働力不足の時代にその解決と固定費削減を図れるまたとない解決策であると判断するでしょうし、日頃の適当な接客にうんざりしていたお客様にとっても朗報という、双方にとってのメリットがるというものになってしまいました。今後この流れは間違いなく進むでしょうし、ブランドによって人(販売員)が介入することの意味をどれほど重視するかが明確に分かれてくる瞬間を見ることが出来るでしょう。その結果、二極化が進み高額商品を扱う人の重要性とファストファッションのAI化により「店舗で購入するということの価値観」が変化していくのではないでしょうか。その中で我々販売代行会社や人材サービスを行っている企業に求められることは明確な人材のレベルの差です。労働力減少により、「ただ人を集めているだけ」ということの価値も瞬間的には上昇します。しかしその後来るであろう少なくなるニーズを満たすための質の精査を求められるフェーズに全く対応出来なくなるのではないでしょうか。Takeofferでは"その先を見据えた人材へ"をテーマに労働力不足からAI化までを見据えた人材の教育に全力を注いでおり、これまでの販売代行会社には無かった感覚を持ち込んでおります。

Takeofferでは創業当初より外部人事コンサルタントを招聘し、販売やファッション・アパレル業界に拘らないスキルを身に付けることを重要視してきました。全ての代行会社の後発企業としてこれまでの代行会社が持ちえなかった部分を補う存在として、確実に未来に残れる確かなサービスを提供することでクライアント企業そして販売員の皆様をサポートして参ります。地方アウトレットや百貨店への出店をご検討されていらっしゃる、現在の販売代行会社にお困りまたは一度他の代行会社とも比較検討してみたいという際には是非一度ご相談下さいませ。

● Auther
Takeoffer 販売代行エージェント

Takeoffer 販売代行エージェント

ラグジュアリーブランドの人事として人事業務全般、主にリクルーティング責任者として従事。 その後独立しファッション業界専門の販売代行、有料職業紹介事業を中心に提供。

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