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【NEWS】「ザ・ノース・フェイス」絶好調 ゴールドウイン

NEWS(WWD 11/6 より)

ゴールドウイン(GOLDWIN)の2015年4~9月期は、売上高が前年同期比104.8%の260億3900万円、営業利益が同137.7%の4億2900万円、経常利益が同104.6%の7億6400万円だった。「チャンピオン(CHAMPION)」ブランドのヘインズブランズジャパン(HANESBRANDS JAPAN)への事業譲渡に伴う特別損失を計上していたため、純利益は同54.3%の減益だった。同社は重衣料の比重が大きいため、上期の利益率は低い傾向にある。

 売り上げ増の主な要因は、アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」の好調にある。ライフスタイルやファッション性にフォーカスした二子玉川店やキッズ専門の原宿店、新業態のザ・ノース・フェイス グラビティの第2号店となる長野・白馬店など、精力的に出店した。アウトドア事業関連品の売上高は前年同期比110%の135億3100万円に増加。また、9月に開催されたラグビーW杯の日本代表公式ユニフォームを子会社であるカンタベリー ジャパンの「カンタベリー オブ ニュージーランド(CANTERBURY OF NEW ZEALAND)」が手掛けたことから、同ブランドの売り上げも増加している。ウィンタースポーツ関連商材に関しては、市場の縮小から、供給量の抑制を図った。

Takeoffer moda 販売代行エージェントのコメント

数年前から明らかにブランドのテイストを変えてきたアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」。これまでのアウトドアブランドというイメージからライフスタイルに特別なアクセントを付けるよう、アウトドアブランドで定評を築いてきたその素晴らしい製品のクオリティはそのままに、ファッション性を加味し、トレンドに敏感なBEAMSなどのセレクトショップでもよく見かけるようになってきた戦略が現代のニーズに完ぺきにマッチした成功例と言えるのではないでしょうか。最近のトレンドとして自社の強みを活かした上で、自社に無い要素を加味するまたはコラボレーションするなどして補填することにより成功しているケースが多く見受けられています。今回のケースを販売スタッフという人事面から見ると、素晴らしい機能性をお客様にしっかりとお伝えすることが出来る知識と、ファッションに敏感なお客様に対して適切なコーディネート提案が出来る人材が求められていると言えます。つまりより販売員に求められるクオリティは高くなり、それが成功の鍵を握っていると言えるでしょう。またこういった機能性を謳っているブランドに関しては現場で多くのお客様の声を聞くことにより次の商品開発にも繋がりますので、クライアントに対して的確なフィードバックを行えるかどうかも重要です。株式会社Takeofferではクライアントの求めるサービスに耳を傾け、明確な優位性を武器に地方エリアでの優秀な基盤人材の確保、母集団形成によりラグジュアリーブランドを中心としたアウトレットや百貨店などにおける販売代行サービス、で確実にお客様に貢献出来るノウハウを保持しております。優秀な人材の確保、パフォーマンスに優れた販売代行会社をお探しの際は是非一度ご相談下さい。 

● Auther
Takeoffer 販売代行エージェント

Takeoffer 販売代行エージェント

ラグジュアリーブランドの人事として人事業務全般、主にリクルーティング責任者として従事。 その後独立しファッション業界専門の販売代行、有料職業紹介事業を中心に提供。

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