MODA PRESS

【NEWS】ラグジュアリーブランド各社が日本で売上好調

NEWS(fashionsnap.com 9/7 より)

海外ラグジュアリーブランド各社が、上期の業績を発表した。成長率は各社で大きく異なるものの、共通して日本国内での売れ行きが好調だ。日本での上期業績について、エルメスとプラダはそれぞれ、為替変動を除く売上高が前年同期比で2ケタ増加(エルメス20%増、プラダ12%増)したと発表。一方で中国をはじめ香港やマカオ等の日本を含めないアジア圏では需要低下を理由に伸び悩んでおり、円安などによって中華圏の訪日観光客が急増したことで日本でラグジュアリーブランドを購入する機会が増え、国内の景気回復に対する期待感も加わり、売上拡大に繋がったようだ。ケリンググループのグッチも、全体業績が2年ぶりに復調の兆しを見せる一因として、日本を訪れる中国人観光客の購買力を指摘している。他にも、「ルイ・ヴィトン」「フェンディ」「セリーヌ」「ジバンシィ」「ケンゾー」が伸びているLVMHのファッション分野は、エリア別のセールス割合がアジアで2%減少したものの、日本は7%をキープ。エディ・スリマンの復帰後3年間で売上が倍増したYSLも、路面店の出店を予定する日本での売上増加が顕著であることを公表している。三陽商会から離れて日本展開を強化しているバーバリーは、伊勢丹新宿本店やルイ・ヴィトン単独路面店が立地する新宿三丁目の交差点に新店舗を今秋オープンする計画。各ラグジュアリーブランドが日本市場に対して再注目しているようだ。

Takeoffer moda 販売代行エージェントのコメント

インバウンド消費が好調な日本、円安に東京五輪の誘致政策もあいまり、銀座などの中心部から地方の観光地まで日に日に明らかに海外旅行客を目にする機会が多くなってまいりました。ラグジュアリーブランドもそれに呼応するかのようにリーマンショック以降所謂"目抜き通り"への出店に二の足を踏んでいた姿勢を一変させ、各ブランドともに出店攻勢を強めています。人材紹介や販売代行に関しては人材の確保に関してより売手優位市場が進んできており、派遣社員と正社員の給与逆転現象なども含め、多くの課題も見られるようになっています。特に販売代行ではそのパフォーマンスの精査において盲目になりがちなこともあり、過度な成長が止まったとみられる中国バブルに注意しながら、改めて組織を整えていくべきフェーズに入っていると言えるのではないでしょうか。株式会社Takeofferでは明確な優位性を武器に地方エリアでの優秀な基盤人材の確保、母集団形成によりラグジュアリーブランドを中心としたアウトレットや百貨店などにおける販売代行サービス、で確実にお客様に貢献出来るノウハウを保持しております。優秀な人材の確保、パフォーマンスに優れた販売代行会社をお探しの際は是非一度ご相談下さい。 

● Auther
Takeoffer 販売代行エージェント

Takeoffer 販売代行エージェント

ラグジュアリーブランドの人事として人事業務全般、主にリクルーティング責任者として従事。 その後独立しファッション業界専門の販売代行、有料職業紹介事業を中心に提供。

アパレルニュースの記事一覧

関連するページ