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【NEWS】イオンモール新アウトレット広島に1号店

NEWS(WDD 10/4より)

イオンモールは、アウトレットを軸にエンターテインメント性や地域性を組み合わせ、地域経済の活性化を目指す"地域創生型商業施設"「ジ アウトレット(THE OUTLETS)」の建設プロジェクトを発表した。2018年春に広島にオープン予定の「ジ アウトレット ヒロシマ(THE OUTLETS HIROSHIMA)」を第1号店として本格的にスタートする。

 広島店は総敷地面積は26万8000平方メートルで、総賃貸面積は5万3000平方メートル。アウトレットには広島エリア初出店ブランドを中心にインポート、アウトドア・スポーツブランドが出店。エンタメに関してはイオンモール初となる屋内スケートリンクやシネマコンプレックス、地元プロスポーツチームとのコラボイベントの他、路面電車へのプロジェクションマッピングやVRを体験できるイベントなどを行う。地域性については広島を代表する食やライフスタイルを体験できるエリアを複数用意する他、地元で活躍するクリエイターによるワークショップなどのイベントを定期的に開催する予定だ。

 吉田昭夫イオンモール社長は「広島には年間約6700万人の観光客が訪れている。『ジ アウトレット』もツーリズムの中の1つとして利用してもらいたい。インバウンドも含めて、既存のモールの2~3倍の商圏からの集客が可能だと思っている」と語る。今後の「ジ アウトレット」の出店については「国内にもまだ出店余地がある。また、地域は限られるが、既存のモールの業態転換ということも考えられる」と吉田社長。「従来型のアウトレットだと同質競合が起きる。しかし、今回の『ジ アウトレット』はアウトレット、エンタメ、地域性のハイブリッド型モール。多種多様なコンテンツで国内外から広域的な集客が見込めるはず」と同モールへの期待を見せる。

Takeoffer moda 販売代行エージェントのコメント

イオンのアウトレットは越谷レイクタウン以降アウトレット事業部を作り本格検討をしていましたが、割と実施まで時間がかかったという印象です。それはレイクタウンのアウトレットの集客が伸び悩み(プロパーゾーンはトラフィックが多いことと比較すると顕著)、日本最大規模の沖縄ライカムも苦戦していたことにあるのではないでしょうか。現状日本は三井系のアウトレットと三菱系(プレミアムアウトレット)アウトレットモールが一部の地域を除いて実質的に独占状態であり、そこに参入するための第三勢力はテナント出店交渉において難しさを露呈しているイメージでした。今回の広島への出店は同質競合を避け、アウトレット、エンタメ、地域性のハイブリッド型モールということを謳っておりますので非常に多くの関係者が注視する案件となるでしょう。また地域創生をテーマにする以上地元住民のサービスへの受け手と担い手という両面の活躍も期待されており、その雇用環境を整える企業は自社の整備も同時に必要となるでしょう。

Takeofferでは全ての代行会社の後発企業としてこれまでの代行会社が持ちえなかった部分を補う存在として、確実に未来に残れる確かなサービスを提供することでクライアント企業そして販売員の皆様をサポートして参ります。地方アウトレットや百貨店への出店をご検討されていらっしゃる、現在の販売代行会社にお困りまたは一度他の代行会社とも比較検討してみたいという際には是非一度ご相談下さいませ。

● Auther
Takeoffer 販売代行エージェント

Takeoffer 販売代行エージェント

ラグジュアリーブランドの人事として人事業務全般、主にリクルーティング責任者として従事。 その後独立しファッション業界専門の販売代行、有料職業紹介事業を中心に提供。

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